今まで誰かに教えてもらわなかったけど、最近気がついて、それを教えてもらったら結構参考になるのではないかと思うことがあり、それは20才くらいの時に誰かに教えてもらいたかったと思っている。
成人する前辺りで学校で教えたら良いんじゃないかと思う。
教えて欲しかったのは、だいたいこのくらいの生活レベルで何歳まで生きるには○○万円くらいは必要だというだいたいの指標。
例えば、国が「健康で文化的な最低限度の生活」を保障するという生活保護では、1人暮らしの場合、月に12万円くらい支給されるらしい。
なので、日本で最低限度の生活ができると言わているレベルで1人で生きていくとすると、
12万円×12ヵ月、1年間で144万円必要ということ。
10年間で1440万円必要ということ。
20才から70才まで50年間で7200万円必要。
それ以降も続けて生きるなら10年ごとに1440万円必要になってくる。
70才までに7200万円とか、10年で1440万円とか聞いたら現実感がわいてくる(現実だけど)。
20才の頃、これから70才までずっと生活保護のレベルで1人で生きていくとしても7200万円分くらいはなんらかの方法でゲットしなければならないですよ、と教えてもらいたかったような気がする。
その7200万円を20才から60才までの40年で稼ぐとしたら年間180万円ですよ、みたいなことも教えてもらいたかったような気がする。
(ちなみに生活保護だと健康保険も医療費も住民税も所得税も年金も免除らしいので、上記の金額はいわゆる可処分所得(税金や保険や年金など+医療費を全部引いた後、残ったお金、自由に使えるお金)なので注意が必要)
生活保護をもらってもいいが、出来ることならもらわずやっていきたい思い。
もしかしたら普通はみんなどこかで誰かに習ったり、一人立ちする頃に自分で気がついたりするものなのかもしれないけど、自分は最近アラフォーにして気がつきました。