UBCの博物館

バンクーバーは、ブリティッシュコロンビア州です。バンクーバーにはUBCという大学があって、たぶんUniversity of British Columbiaの略だと思うけれども、まぁ、そういうのがバスでダウンタウンから30分くらいのところにある。そこに人類学博物館というのがあって、火曜日の15時からは入場無料ということだったので、行ってみた。

UBCについて、バスを降りたまではよかったのだが、大学って敷地がでかい。自分は大学で勉強をしたことがないので、いつも憧れと羨ましい気持ちになるのだけれども、つまり、大学って良いよなぁと思う。どっかに属しているという状況が長いことない自分は、どこかに属しているという事の、、、やめよう、この話はめんどくさい。

とにかく構内が広く、とにかく歩いた。何人かの人に尋ね尋ね、やっとたどりついた。すごかった。トーテムポールとか、なんか15メートルくらいのやつとかあって、木を彫ったものとかもでかいし、「でかいってのはやっぱすごいな」と思った訳だ。つまり、この博物館はあのインディアンのものとかなのだ。ものとかなのだ。嗚呼、自分の日本語よ、低能で、馬鹿っぽすぎやしないかい。

インディアン。アワワワワワのインディアン。
「おぉー、ここら辺があのインディアンとかかー。」
その博物館にはちょっとだけ、オーストラリアとか、インドとか、東南アジアとか、日本とかの物とかも置いてあって、ちょっと比較できたりした。

オーストラリアのアボリジニのアレとか、かなり最初のレベルに近いよ。こっちのインディアンはヨーロッパから鉄とか来たりしてるから、オーストラリアより早い時にナイフが使えたんだろう。予想。なんか、色の感覚とか、自分はこっちのインディアンのやつの方が好きかな。なんか、歌舞伎っぽいもの。白赤黒青、白赤黒緑。

お面とかもすごくたくさんあって、すごかった。インディアンも自分と同じモンゴロイドだからか知らないけれども、なんか、日本の社会でも見たことあるような顔のお面とかあって、笑えた。ああいうのは楽しい。

帰り、大雨で、バス停まで濡れながら走った。疲れたけど、楽しかった。しかし、疲れた。

さて、どこにも所属できないでいる自分は、本日より、図書館でこっちのインディアンについて研究するつもり。

 

結構遠いよね、、、と言われるくらいの散歩

バンクーバーはまだ、20日の午後なんですけれども、日本はもう21日になってるんですよね。日本って早いですよね。

天気が良いから、ずーっと歩いて、橋をこえて、博物館まで行ったのだけれども、なんか、今日は中国の人たちが貸し切っていたらしく、入れなかった。うぉー、すげー歩いてきたのに。「長袖では暑い、ティーシャツだ」の太陽レベルの中を、だよ。

と思ったけれども、どうしようもないので、博物館の裏のあたりを歩いていたらなんか、芝生で、海で、バンクーバーのビル、ビル、ビルと並んでいた。なんかすごいなぁ、と思い芝生で昼寝だってことで、そういえば自分は、過去、結構いろんなところの公園で横になってきたなぁと、思い返す。

「公園の芝生ルール」というか、「マナーオブセンスインコウエンノシバフ」、そういうのがきっとある、と思う。気楽に歩きまわりながらも、その場その場の雰囲気を察知し、がらがらの芝生でも、人々は等間隔にスペースを空けて、着席。ああ、でも、こういうの気にしてるのって私だけかも、、と思ってしまった、今。「判決!自分は公園センスなし」。

今日の自分が座ったポイントのネクストポイントで寝ていた人は犬を連れていて、その犬が日本の犬とは違う感じのやつだった。飼い主がボールみたいなんを池に投げ込むと、それを泳いで取りに行って、そしてまた飼い主のところへ、届ける。おお、なんかすごいぞ。と思ってずっと見ていた。かしこいなぁ。従順だなぁ。と。

久しぶりに、本当に久しぶりにカメラを持ち歩いた。なんか撮れてると良いなぁと思う。

行きとは違う橋を渡ってダウンタウンに戻ってきた。で、さっき図書館につたのはいいけど、なんか疲れたし、はらも減ってきた。ビデオでディカプリオがでてるロミオとジュリエットをみたけど、なんか、英語が昔の英語なのか、なんかさっぱりだった。辞書で調べてわかったことだが「thee」、「汝」とかって意味らしい。知らない。

思うに、自分の英語はさっぱりレベルアップしてこないな、と思ったりしながらも、半ニヤケ。最近はもうあれだ、がっつく気持ちがない。自分は結局、馬鹿なんだよな、結局、と思う。

 

バンクーバーのビル

バンクーバーのヨットとビル

橋の上から見えたもの

橋の上から見えたもの

公園で見た犬

公園で見たもの

橋の上から見えたもの




daily routine

大体、9時とか10時とかに起きて、パンを食べたりする。本を読んだり、暗い共同スペースでテレビを見たり、もう一回寝たりする。12時くらいにまたラーメンとかそういうのを作って食べる。で、顔を洗って、歯を磨く。

最近、曇っていたり、雨が降っていたり、そんなのばっかりだ。肌寒い気がするので、Tシャツの上に長袖のティーシャツを着て、さらに「ジャンバー」というかなんというかわかんないけれども、化学繊維でできた、中綿入のものを持って出かける。それが冬物感が強いので、気持ち「さわやか」にはいかない。肌寒くとも、ここでは夏なのだろう、「さわやかに」「颯爽と」いかせてくれ。

で、図書館に行く。すばらしい図書館には、いろんなものがある。かなりレベルの低い英語の勉強ビデオか、普通の映画か、気まぐれに選んで、ビデオデッキがある部屋(3階)に行って、それを鑑賞する。飽きたら、いろんな種類の雑誌がおいてある階(6階)へ行って、パラパラと眺める。全部英語だから大抵はアートとか、写真とかの読まなくていい雑誌を眺める。

それが飽きる頃に、図書館を出てコーヒーを飲んだりする。同じアパートに住んでいる人にコーヒーに詳しい人がいて、その人のコーヒー話を聞きはじめてから、エスプレッソを飲みはじめた。たまに、ケーキも頼む。たばこも吸う。

図書館に戻って、子ども用の本(地下1階)を眺めたり、大人用の本の表紙を眺めたりする。6階の一番奥のガラス張りのところはあまり人が来ないし、天井も高いし、窓から街が見渡せるので、そこの椅子に座って、子ども用の本を読んだりする。

ここからはその日によって違うが、大体、スーパーで買い物して帰るか、美術館の前に行ってチェスをしている人を見に行くか、真っ直ぐ帰る。平日は図書館が21時まで開いている。そして21時はまだ暗くない。

帰ってからは飯を食ったり、シャワーを浴びたり、誰かと話をしたりしていたら、0時をまわってたりする。ベッドで横になり、部屋のすぐ外の道の音を聞いたり、考え事をしたりしながら、気がついたら眠っている。最近はそんな感じ。結構、悪くない。

アムステルダムカフェ

なんかよく知らないんだけれども、近所(本当に「部屋」から出て1分くらい)に、「アムステルダムカフェ」って名前のカフェがあって、行ってみたら、アムステルダムのカフェって、「そういうこと?」って感じで、なんかラッキーって感じで、こういうのは、なんかだかすごく大人だよなぁと思ったり。

我移動了

涙の脱出。

すばらしい図書館から徒歩5分ほどのところにあるベースメントの部屋を借りた。Pender StreetとHomer Streetの交わっているところだ。

これが前より安く、場所も良くて便利である。ここはたぶん、バンクーバーで一番安いバックパッカーゲストハウスの別棟だ。オーナーのヴィンセントというイタリア人のおじさんも、マネージャーのアンジーというおばちゃんも良い人だ。そこには日本人のスケボーをする数人と、パンクイギリス人カップルと、カナダ人のコメディアンと、あとだれかが数人住んでいる、と思う。まだよく知らない。

僕の部屋はHomer Street通りに面しているので、開けることはできないが、一応窓もあって暗くもないし、値段の割には悪くない。

まぁ、この先、中国語をしゃべらることがなくなってしまうだろうが、はっきりいってまったく問題はない。「没有問題(メイヨウウェンティ)」だ。

今のところ把握しているバンクーバーの地理。

「中国ベトナムハウス」→「チャイナタウン」→「危ない気がする地域」→「まあまあの地域」→「図書館」→「オフィス街の地域」→「小さい原宿のようなキラキラ通り」

となっていて、今のところは、「危ない気がする地域」と、「まあまあの地域」の間くらいなので「まあまあ危ないかもしれないけど、かなりまあまあの地域」という感じ。

危ない地域を通過しなくて良くなったぶん、図書館が閉館する9時までいても不安無しって感じで、そんな感じ。